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聖徳 美輪様

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福沢さんと一緒に、昨日、黒蜥蜴を観て参りました。

美輪様のご尊顔を拝謁するために

土砂降りにもまけず、サンパレスまで詣でに行ってまいりました!



以前から一度は観たいと思っていた黒蜥蜴。

今回、福岡公演あると聞き、血眼でチケットとりましたさ!!



てな話を、先日兄者と電話している際に言ったら



私「美輪様の黒蜥蜴はな~、今回を逃したらもう観れないと思うのだよ。美輪様の年齢的に」


兄「ああ、 寿 命  が問題だから?」


私「アホかああああ!!

 体力の話をしとるんじゃ

 ワタシャあああああ!!」



とゆー、実に心温まらない会話をする羽目になりましたが、それはさておき。



観に行った当日は、路面田植えですかコノヤローというぐらいの豪雨だったのですが、これも美輪様の魅力のなせる業か、


当日は立ち見席も出る


完売御礼状態。



そして、始まった舞台ですが。



美輪様こそが芸術。


と言って過言ではないぐらいすばらしい舞台でございました。


さて、ここからは舞台のネタバレを含みます。
ネタバレを観たくないかたは、リターンですよ。


さてさて、まずは美輪様のご偉業を。


まずは、娘声でお嬢様の父親を騙すテクニック!


次いで、男装の商人として去る間際、


段々低い男声に変わる早変わりといい!!




もおね?!


あらゆる場面、あらゆる台詞、動き、お姿、


もぉ、その他諸々が


気品!! 威厳!! 女王!! 


なんでございますよ!!



今の私は語るよ、語らせてくれよ!!



銃を構えて、一人敵陣の中


黒蜥蜴「さあ、全員、手をお挙げなさい、


     ラジオ体操のように元気よく!!」




なんて言われたら、


爆笑の後、惚れる以外どうしろと?


そんな美輪様=黒蜥蜴に対峙する高嶋兄=明智!


そして美輪様じゃなかった黒蜥蜴に報われない愛を捧げる愛人を務める二代目石原ゆーちゃん木村氏=雨宮!!



もう、この三人の関係だけで萌える。


燃えて萌える!!


丼3杯なんか軽いよ! 


メタボリックキニシナーイだよ!! 


ママおかわりー!!←やかましい




さてさて、話はといいますと、江戸川乱歩原作、三島由紀夫氏脚本のこの舞台。

女盗賊であり、美に対する絶対的な執着を持つ黒蜥蜴が、名探偵明智小五郎と対決する中、次第に互いに惹かれあい、しかし、誰よりも互いがわかるからこそ、交われないという、いうなれば和製ゴシックロマンスです。

それを讃えるにふさわしい三島氏のレトリックで装飾めいた台詞回しが、より一層舞台の隠微な闇を深めていくわけです。



ところでこの舞台、公演前や休憩時間中に、必ず


「携帯は電源ごと切れ!

咳するヤツぁ、タオルかハンカチあてろ!

むしろ咳など気合でのみこめやゴルァ!!」



的なことをくどいぐらい紳士的に(当たり前)お願いされます。
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常識ではあるけど、やったら念押すね~、なんでかなと福沢さんと二人で首をかしげてましたが、舞台が始まってすぐに納得しました。

上記でも書いたように、三島氏の脚本は、本当にゴシック色に彩られた豪奢なレトリックまわし。


話の流れ的にも、


台詞運びはすんごく重要なので、


うっかり物音でも立とうものなら、


もう話がわからなくなってしまうのです。



ああ、確かにこの舞台で物音や咳する人間は万死に値するとみなされてもしかたねーべな。


着メロでも鳴らそうものなら、


客の方から舞台一時中断の申し出、


観客が犯人をフルボッコにするまで


役者の方々は少々お待ちくださいだよ。



稀にゴシックすぎて、


直球でこんかあああ!!

九分割はミハシ(ばい;オオフリ)だけで

いいんだよおおお!!


延長やって負けたよホークスううう!! 楽天とはホント相性悪いなああ!! (後半はキニシナイように)と怒鳴りたくなることもありますが、ゴシックにそんなこと言ってはいけません。



さて舞台というのは、大抵何にでも日替わりメニュー的な、地方へのちょっとしたサービスサービスゥ♪的小ネタが毎度仕込まれます。

今回は多分、黒蜥蜴の部下であり、功績により爬虫類の位(まあ幹部の称号と思いねえ)青い亀の位を賜った老家政婦ひなさん=有田氏と黒蜥蜴の小ネタ。(記憶違いも多いだろうが大体こんなカンジ)

黒蜥蜴「おまえにはこのサファイアをあげましょう」

青い亀「ありがとうございます!

    よろしければこれを甥っ子に贈りたいんですがいいでしょうか?」



黒蜥蜴「甥っ子? どこで何をしているの?」




青い亀「はい、福岡は天神にて


    創作ラーメン屋を営んでるんです」




はい、博多ネタキター!! 場内爆笑!!


黒蜥蜴「創作ラーメン? 何を作っているの?」


青い亀「はい、有名なところでは


    納 豆 と ん こ つ ラーメンです

 
   あと、通りもん(福岡銘菓。甘くてうまい。聖徳はたまに買う)ラーメン、


   それと」



黒蜥蜴「もういいわ。甥っ子に贈りなさい。
    ……創作ラーメンね。

    わたくしはその店

    行きたくないけど



ご安心なさって黒蜥蜴様。

そんなの地元民だって食いたくないから。

納豆ととんこつ……大豆イソフラボンとコラーゲン?

えーと、一応、世間の流行にノってる?

味は考えただけで倒れそうなので勘弁するのです。


ところで、実は舞台中ずっと気になっていたのが、亀って爬虫類だったの? というどーでもいーちゃ、どーでもいいこと。

で、今調べたら、亀は、爬虫綱・カメ目(Testudines)に分類される爬虫類の総称とわかりました。ヘー!!(例のボタン連打)

福沢さ~ん! 亀、爬虫類で間違ってなかったよー!!(ここで私信を叫ぶな)



そして舞台は終盤へ。


黒蜥蜴の所蔵する美術館へたどり着き、ここで最後の対決が待つのです。




で、その移動になんと、



花道からご一行さまが現れます。



うおおおおお!!



一階席とっとけばよかったああああ!!




と、私らがギリギリしたのは言うまでもありません。


花道といえば、先日博多座に歌舞伎を観に行った際、弁当タイム中、一階は花道横の客席に座るご婦人が、


花道に飲みかけのペットボトルを


堂々と置いて、目玉が飛び出かけました。



ちょっ……、ま……っ?!

か、係員、かかりいんんん!!


慌てふためいた私が2階席にも関わらず、手近な係員を呼ぶ前に、1階席を巡回していた係員さんが、やんわりと花道からペットボトルをどけるよう注意してくださいましたが、こ、こわいことするなあ、花道横に座っておいて(汗)



まあ、その時の話はさておき。


黒蜥蜴と明智の対決、雨宮の報われない愛の果ての行動。


秀逸です。


とにかく観てくれとしか言えない私を許せといいたいぐらいの迫力。

舞台というのは、ともかく不思議なイキモノで、毛穴が全部開くような感動や興奮は、哀しいことにその場で味わわないと得られないというモノ。

最近では、DVDやビデオで観ることだって出来ますが、やっぱり舞台はナマモノにつき、公演中に観たいものです。



黒蜥蜴「今まであなたみたいな人に会ったことがなかった。

    初めて恋をしたんだわ、この黒蜥蜴が。

    あなたの前へ出ると体が震え、何もかも駄目になるような気がした。

    そんな私を、そんな黒蜥蜴を、私は許しておけないの。だから殺すの」



そう告白する黒蜥蜴を受け入れる明智。


明智「君の心は本物の宝石。本物のダイヤだ」


しかし、受け入れるゆえ、彼らは交わることはできません。

そして、報われない愛を一心に捧げる雨宮は、ニセモノの愛をホンモノとして飾ってもらうため、ある行動を起こし、たった一瞬でもいい、黒蜥蜴に嫉妬の眼差しを向けてほしいと願いますが。


結果は、


彼ほど報われないという言葉が


似合う男もいないでしょうということで。
    


ラストは、白いドレスを身にまとい現れる黒蜥蜴。

黒いタキシードを着る明智との逢瀬は、ある意味ウエディングだったのでしょうか。


1幕65分、15分休憩をはさみ2幕45分、再び15分休憩の後、終幕95分と長丁場で、正直腰痛がおこりましたが、感服いたしました。
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カーテンコールは、皆、すたんでぃんぐおべーしょーん!! でござるよ。



さて、福岡の観客とゆーのは、はっきりいって粘着っけがありますので、結構しつこく拍手をしまくります。



そのおかげか、


当日は実に4回(5回だったかもしんない)


にわたる挨拶がありました。




美輪様、投げキッスまでなさったよ!!


も、萌えたあああああ!!


恥も外聞もなく、両手ふったよ、


まあ、舞台から見えやしねーけどな!!(笑)


ところで何がおもしろいって、このカーテンコール、スタッフまで出てきたことです。


めっさ私服のにーちゃんねーちゃんがいきなりわらわら出てきて、正直驚いたが、逆に親しみが持てたかもしんない。

そんなわけで長く語りすぎましたが、腹いっぱい堪能した黒蜥蜴。



とりあえず、


この話の勝ち組は


早苗さん(偽)ということでFA。
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